旅館サイトのページといえば、プロが撮った写真をふんだんに使い、非日常の期待値を高めるデザインが多いです。しかしそのような表現は、サイトとリアルのギャップを生みやすく逆効果になってしまう懸念がありました。伝えるべきは宿の魅力であって、サイトのデザイン力ではないはずです。
新サイトは、お客様が求める情報を届け、親しみを感じられることに注力しました。支給原稿をそのまま入れ込むのではなく、伝える順序を整えたり、情報を足したりするなど、利用者目線の構成を心掛けています。
制作実績
山形県米沢市小野川温泉、鈴の宿 登府屋旅館の公式サイトを2015年リニューアルしました。
旅館サイトのデザインといえば、カッコ良さやお洒落さを推すものが好まれますが、期待値を正しく上げないと逆効果になります。今回は旅館の魅力や雰囲気が伝わるように制作しました。
新サイトは、当時の競合サイトの中では珍しいレスポンシブデザインを採用しました。HOMEページはパソコンとスマホでレイアウトが大きく変化します。サイトを開いてすぐ見える範囲に旅館の特徴をわかりやすく表示されるように工夫しました。
旅館サイトのページといえば、プロが撮った写真をふんだんに使い、非日常の期待値を高めるデザインが多いです。しかしそのような表現は、サイトとリアルのギャップを生みやすく逆効果になってしまう懸念がありました。伝えるべきは宿の魅力であって、サイトのデザイン力ではないはずです。
新サイトは、お客様が求める情報を届け、親しみを感じられることに注力しました。支給原稿をそのまま入れ込むのではなく、伝える順序を整えたり、情報を足したりするなど、利用者目線の構成を心掛けています。
レスポンシブデザインとは、1つのページでパソコンとスマホの両方に対応する制作手法です。1つのページなので修正作業が1回で済みます。
HOMEページはパソコンで見るユーザーには資料請求バナーを目立たせるレイアウトで、スマホユーザーには上部ヘッダーに機能を集中させるレイアウトに変化します。
制作当時のブラウザは、今では当たり前になった便利なレイアウト指示機能が使えなかった時代です。古いブラウザ向けのレイアウト制御に苦労した甲斐あって、現在まで大きな改修を必要としない運営ができています。
旅館サイトのリニューアルに合わせて、代表 遠藤様のアメブロもリニューアルし、旅館サイト内に内包しました。
ブログは公式サイト内に配置するだけにとどまらず、旅館サイトの各ページに関連した記事を自動的に表示する仕組みを用意しました。
ブログには検索機能が用意されているものの、利用者が積極的に検索するとは限りません。記事数が多いほど記事を見付けられない可能性が上がります。きちんと読んでもらえるような工夫が大切です。